
台風一過
昨日早朝、近畿南部に上陸して東へと走り去った台風6号。
昭和26(1951)年の統計開始以降、4番目という早期上陸となったが、その珍しい存在は、ここ京都市街東部でも強い風雨を齎した。
準備していたこともあり、幸い個人的に被害はなかったが、一つ気になっていたことがあった。それは、台風襲来前に偶然開花を目にしていた、珍しい花のことであった。
その花は菩提樹。同じ市街東部の寺の境内で枝を広げる立派な樹の花で、元来花期が短いこともあり、満開への影響を気にしていたのである。
そのため今日日没前に見に行ったが、結果は写真の通りであった。正に満開。写真は枝先のみだが、樹全体が同様で、完璧な盛況を見せていた。
長く強い風雨に耐えて、短い花期とその盛りを守ったのである。細やかな事象ながら、一安心。

菩提樹がある寺の境内には、この様に紫陽花の園もあった。ただ、こちらはまだ咲き始めたばかり

寺の紫陽花園の青い花。園内には様々な種・色の紫陽花が植えられている

こちらも同じく寺の紫陽花園にて。白い花だが、色や種にかかわらず、陽当たりの良い場所から咲き始めているように思われた

京盆地を覆う梅雨入り空と西方彼方にはだかる愛宕山
曇天のまま
そういえば、今日ここ近畿地方の梅雨入りが発表された。
台風一過のため、少しは乾いた風と陽射しが現れるかと思ったが、意外にも雨後の曇天のまま、雨期入りとなったのである。
それでも、今年の梅雨入りは平年より2日早いだけの正常値といえるものであり、やはり台風襲来の方が特殊な事といえた。
とまれ、今年もいよいよ梅雨入り。また大雨や湿暑の難儀が案じられたが、毎年の事なので致し方なし。
菩提樹のように逞しく、紫陽花のように適応して遣り過す他あるまい。

京都市街東郊の大文字山(如意ケ嶽)上空の雲も厚い。この後、雨が降り始め、暗くなると共に本降りとなった。梅雨入りらしい一日の終りか。因みに近隣の蛍は台風前から姿を消し、この夜も無し
