2019年05月26日

入梅前山会告知

皆子山山上のアオダモ(?)の花

ゆく春惜しみつつ未踏の山へ

はや夏を想わせる暑さが来たり、また肌寒くなったりしていますが、皆さん如何お過ごしでしょう。

今年も梅雨入り前の山会(やまかい)を行います。今回は要望により滋賀県東部に連なる鈴鹿山地行となります。同山脈北部に聳える最高峰・御池岳(おいけだけ。1247m)を目指し、石灰質によるカルスト地形を観察するなど、地学的探索も行います。

鈴鹿山脈は交通の関係から、個人的にも未踏の地。よって、今回は私自身とても楽しみにしています。興味ある人は是非この機会を利用下さい。


2019入梅前山会

内容:鈴鹿山脈最高峰の御池岳登頂を目指しつつ、平坦特異なそのカルスト地形等を観察。

条件:準健脚向き(最大高低差約600m、片道約2時間)。

日時:6月9日(日)。荒天時は6月22日(土)に変更の可能性あり。


上掲写真 先日個人的に行った皆子山(971m。京都府最高峰)山頂付近のアオダモ(?)の花。地質は異なるが、似た気候環境の鈴鹿山地でも同様の満開が見られるかもしれない。

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2019年05月25日

春季後半野営会中止

皆子山山上の高地草原

残念ながら第二部は……

本日予定されていた春季野営会第二部は、事情により中止となりました。

今回も前回に続き、初心者講習的なものとなる予定でしたが、致し方ありません。残念ですが、またの機会に楽しみましょう。その時はまた宜しくお願いします。


以上、野営会中止の知らせまで……。


上掲写真 野営会中止を承け翌26日に個人的に行った皆子山(971m。京都府最高峰)鍛錬行の一景。山頂近くのなだらかな高地草原で、丹波高地の本質をうかがわせる牧歌的で気持ちの良い眺めだが、昨今の野獣食害の影響も考えられるので、手放しで褒められないか。因みに、皆子山山上はこの様な場所が長く続き踏み跡も少ないので、進路取りが難しく、読図訓練に適している。私が今日ここに来た理由の一つでもあった。

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2019年05月13日

大店破却

京都寺町の鳩居堂工房ビルと本店の解体現場

古き繁華街に異変みる

夕方、京都市街の古い繁華街「三条」界隈に用があり、住地の東山麓から自転車でそこへと下った。

他に、銀行や買物等の次いでも済ませ、裏道を北上して帰ろうとした時、並走する寺町京極(旧平安京「東京極」に因む商店街名)に変わった形のビルが聳えていることに気づいた。

市内有数の繁華街ながら高い建屋が少ない場所なので目についたが、和風を意識したとみられる鶯色のその高楼下に、更に目を惹く光景があった。

それは、古民家2階の内壁が露出し、円く大きな天井梁の切断面が並ぶものであった。古い町家の解体である。しかもそれは、通常の町家・商家に比して頗る規模の大きなものであった。


上掲写真 和風の三角屋根を備えた鶯色のビル(中央奥)と、その手前の大型町家の解体現場。


鳩居堂京都本店の取り壊し現場

貴重な大店全壊

帰宅後更に出かける用があったが、気になって道を戻り、解体現場に立ち寄った。

写真はその南西角から北西方向を見た現場全景。敷地としてもかなりの広さ。ここで気づいたのは、この廃墟が、香道・書道具の老舗・鳩居堂(きゅうきょどう)の本店であったこと。

既に奥(写真左側)の接待所らしき建屋以外は破壊されている。近くの関係者に尋ねると、100年以上前の大正期に建造された本店を含む全てを壊して建て替えるための工事中で、保存されるのは一部の瓦と柱のみという。

良く手入れされ、何ら不便を感じない解体直前の姿も見ていたが、この様な破却を行う必要はあったのか。他人の財産ながら、再現困難な豪奢な大店(おおだな)建築、そして歴史景観の喪失に無念を感じざるを得ない。

色々な事情や考えがあるのは承知している。しかし、100年の景観がこの21世紀に、しかも京都という歴史都市で、皆が窺い知れぬ間に抹消されるということに強い違和感を感じた。

ここはやはり所有者・個人より「公」の責任を思わざるを得ない。しかし、現状は中途半端な保全政策しかなく、京都最古級の町家とされる川井家住宅が去年破壊されるという一大事にも至った。

このサイトでも似た様なことを見聞する度に苦言を呈してきたが、事態が改善されるどころか、観光開発の影響もあり日々酷くなっているように思われる。世界承知の文化都市・京都がこんなことで良いのであろうか。

鳩居堂さんの解体が例となり申し訳ないが、これが今京都の方々で起っていることの一部であることを市外多くの人にも知ってもらいたいと思う。


貴方が嘗てこの街の方々で感じた「暮しに息づく古都」は急速に変容していることを――。


解体中の大正期鳩居堂京都本社の2階正面屋内側
僅かに残っていた大正期築・鳩居堂本社の2階正面部分(屋内側)。最初に目についた円い梁の切断面が見える。1本向こうの小路(距離約60m)からも目立ったので、相当な直径とみられる。大寺の庫裡(くり。台所)のように、弾性に優れた曲がった松の大材を使う伝統工法の採用か――。各階の天井高も規格外の高さ。現代でも十分使えるような気がするのだが……


鳩居堂京都本店前に建てられた平屋仮店舗と後方の工房ビル
鳩居堂が面する寺町通向かいに新築されていた同社の仮店舗。因みに、最初に目についた奥の鶯色のビルも同社の工房で、平成7(1995)年築という

街の顔、社会の公器たるも……

こんな立派な仮店舗(しかも平屋!)等を用意できる敷地・余力がありながら、貴重な本店が壊されたことに尚更遺憾を感じた。品揃えのセンスも良く、高質の製品を扱う良店で、個人的に好感を抱く数少ない老舗のため、あまり物言いは付けたくないのであるが……。

新たな施設の姿から、「街の顔」「社会の公器」としての役割は十分意識されているとは思ったが、やはり残念と言わざるを得ない状況であった。もし、深刻な事情等があったのであれば、どうかお許しを……。

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2019年05月05日

続2019春野営会

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野営2日目まさかの……
これも経験・学習!


昨日、山入りした野営会は、今日が最終日。

買い出しや設営等の労力を考えると1泊2日は効率が悪いが、まあ皆事情もあるので致し方あるまい。今回は野営初心者の講習的な集いでもあったので、そういったことを実感してもらうのも、また学びかと思われた。

前夜から朝にかけて気温が下がり寒くなったが、昨日と同じく朝から好天に恵まれ、先ずまずの出だしとなった。しかし、日帰り参加者合流後の午後から急に陽がかげり始め、やがて雨が降り始めた。

出発前まで天気の崩れはないとの予報であったが、まさかの雨に。しかも、器に水が溜まる程のまとまった量が2度に渡って降り、テントや道具類が濡れる面倒となった。そして、それを境に急激に気温が下がることともなった。所謂「寒冷前線」の通過であろう。

正に「水をさされた」かたちとなったが、まあ、これも経験である。良い時期・良い条件ばかりでは訓練にならない。

冷たい雨に長く打たれつつシートで炉を守り、雨後、遅い昼食を終える。そして撤収。雨の所為、少人数故の労力不足により分水嶺探索等の余興が出来なかったが、まあ、それは次回のお楽しみに……。

暗く滑り易い路下り撤収

しかし、下山が日没にかかり、雨で濡れた足下の悪い道を下ることとなった。だが、なれた道程ではあったので、転倒続出ながら、何とか無事下山。皆さんお疲れ様でした。

今回の反省点は、この日没下山と、参加者のライトや手袋、ポール(杖)の不備であった。特に装備の不備はそれを補助する他者の足を引っ張ることになり、結果皆を危険にする行為となるので、これを機に厳に学習してもらいたい。私も、今後安易な支援や貸し出しを行わないことに決めた。


上掲写真 焚火仕立てのソーセージ・マフィン。この日はこれと珈琲を朝食とした。簡易だが、バターの風味が効いて美味。見ての通り、この頃はまだ好天。その後、まさかの雨に見舞われるとは……。

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2019年05月04日

2019春野営会

太神山中の新緑

安堵の快晴の下、初心者講習的野営開催

天皇交代と改元により空前の10連休となった2019年の黄金週間。

世間では海外などの遠隔地や長期間の旅行等が盛んであったが、我々は平年と変わらず近場でのキャンプを行った。恒例の野営会・春の部である。

場所もこれまた変わらず隣県滋賀の太神(たなかみ)山地。直前にキャンセルが出て人数は少なかったが、今回は初心者講習的な開催となった。

連休前半はあいにくの荒天が続いたが、後半は晴天が続くことに。そして、今朝も非の打ち所のない快晴となり、暑いくらいの好天となった。

とまれ心配していたので、先ずは安堵……。


上掲写真 太神山中の新緑。いつもはヤマツツジが丁度見頃だが、今年は既に終りかけていた。例年より季節の進行がはやいのであろうか。


山中に開かれた炉で沢水を沸かす

いつもの如く荷を担いで山道を登り、いつもの場所で竃や炊事場を設けて準備する。写真は、開かれた炉にて早速沢水を沸かすところ。火を熾し、飲み水を作るという、山暮しの基本の始まりであった。


ご飯や汁物等の容器が並ぶ夜の焚火炉端
ご飯や汁物等の容器が並ぶ、夜の焚火炉端

人数が少ないため殆ど遊び時間が取れず気の毒であったが、夜には無事少々豪勢な飲食の宴を開くことが出来た。


野営会2日目は翌日の記事

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