2020年02月03日

還寒節分

吉田神社節分祭(火炉祭)の火炉に集められた古札類

節分らしい寒さのなか吉田社へ

先月末から漸くこの時期らしい寒さが戻った京都市街。

その雰囲気のまま、今日の節分を迎えることとなった。例年大寒過ぎのこの日は最も寒さが厳しい頃と重なり、小雪が舞うことも少なくない。

今年は、その様な厳寒とまでは言えない状況ではあったが、十分寒さを感じる、真冬らしい気候となっていた。

節分といえば、拙宅付近の左京区南部では、吉田神社の節分祭が思い起こされる。同社の大祭としても有名なのだが、近隣に住む者としては、そこで行われる火炉祭が重要であった。

それは、節分の晩に境内で古札や注連飾等を燃してくれる所謂「どんど焼き」の類であった。無下に捨てられぬそれらを神域で処分してくれる火炉祭は、近隣住民とって欠かせない貴重な行事となっていた。

その為、この付近では正月の注連飾りを節分まで飾る家も多く、私もいつしかそれに倣うようになっていた。

その様な訳で、夕方早めに仕事を中断し、吉田社へと向かったのである。


上掲写真 吉田神社節分祭の火炉に集められた古札類。


吉田神社本殿と大元宮を繋ぐ参道に連なる露店と参拝者

マスク持参。例年より人少ない?

知っての通り、武漢肺炎の拡大を受け、今月1日に武漢がある湖北省滞在者の入国が禁じられ、一気に国内でもそれへの危機意識が高まった。

その為、観光客が多く、既に感染が発生した京都でも人ごみへ出掛けることが憚られるようになったが、前述通り、拝観にまして重要な用があったので、マスク持参で出かけた。

写真は本殿と大元宮(だいげんぐう)を繋ぐ参道に連なる露店と参拝者。平日で、しかも少々早い時間のためか、例年に比して人出が少ないようにも感じられたが、肺炎の明確な影響は感じられなかった。

ただ、やはりマスク掛けの人は例年より多いように感じられた。そして、近年増えていた観光客、特にアジア系外国人が少ない。


吉田節分祭「火炉祭」の火炉
火炉祭の火炉。吉田節分祭2日目の3日夜11時に点火され、燃やされる。灰の処理問題で平成27(2015)年以降中止されたが、平成29年から元に復された。実用的観点からも、地元民には有難い限り催事である


吉田神社本殿前広場と節分参拝者
吉田神社本殿前広場と節分参拝者

共々平安となりますよう……

火炉前の受付で注連飾類を無事神職に預け、本殿に参拝したあと、帰路に就いた。その途中、境内外れの神楽岡山上にて特別公開中の大元宮にも立ち寄り参拝。これも例年通り。そして帰宅したのである。

未だ全貌がよく解らない肺炎の影響はまだ限定的に感じられたが、今後どうなることやら……。


吉田神社大元宮と節分参拝者
吉田神社大元宮と節分参拝者。とまれ、新肺炎流行の彼の地共々、平安となりますよう……。

posted by 藤氏 晴嵐 (Seiran Touji) at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 逍遥雑記