2024年04月18日

白霾蔽街

賀茂川・今出川橋上から見た黄砂に霞む比叡山等

曇天続きの花季
次に現るは……


先月末からの気温上昇により、遅れていた桜の開花が進み、一気に季節が進んだような観があった、ここ京都市街。

だが、そんな花の繚乱や、はや夏と見まがう温暖に反し、長い時間晴天が続いた日はあまりなかった。雨天は除いても、殆どが曇りや薄曇りが多かったのである。

ただ、京都市街東部では、主役桜花の染井吉野の満開が、比較的長時間、晴れ間があった4月7日(日曜)と重なったのは幸いに思われた。

ところが、今朝は、雨がないのに写真の通り。賀茂川に架かる今出川橋から見た比叡山(中央奥)方面の眺めだが、朝だというのに薄暗く、そして霞んでいる。

その正体は砂塵で、即ち黄砂の飛来であった。実は昨日から霞み始めていたので、今日は二日目だったが、程度が酷く、マスクをしないと喉をやられそうな状況であった。

強い風に運ばれた白っぽい砂は、大陸西方深部のタリムやジュンガリア等の中亜盆地の砂漠のものか。


今出川橋上から見た、賀茂川と河原の菜の花や、黄砂に霞む比叡山等
こちらは夕方の賀茂川や比叡山等。元々の曇天が去った影響か、明るくはなったが、砂の濃度は増しているように感じられた。河原には菜の花が咲き始めているが、少々残念な眺めに


賀茂川・今出川橋上から見た黄砂に霞む大文字山
比叡山より近くの大文字山も、この通り


愛宕山の肩に沈む黄砂で霞む白い夕陽
そして、奇妙な太陽が現れた。黄砂で煙り、白光りする夕陽である。夕陽は通常周辺を含め赤くなるので、その出現に少々驚く


愛宕山の肩に沈む、黄砂で霞む白い夕陽
京盆地西北縁にある愛宕山(山頂は左端の凸部)の肩に沈む、黄砂で霞む白い夕陽


黒谷の丘辺りから見た、黄砂に煙る、京都市美術館や平安神宮大鳥居に、彼方の京都タワーや京都駅
黒谷の丘辺りから見た、手前の京都市美術館や平安神宮大鳥居(下側左右)に、彼方の京都タワーや京都駅(上側の尖塔と背後の横長建造物)。京都駅から奥の市街や建屋は全く見えず。撮影地から駅までは直線5kmも無いので、恐らく今の視程は、それくらいまで落ちていると思われた

日没となっても風が強く、これからまだ荒れそうである。予報では明日収束するらしいが、この状況ではある程度の影響は必至かと思われた。

posted by 藤氏 晴嵐 (Seiran Touji) at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 逍遥雑記