
二日目は暑い朝から
令和7年春季野営会2日目。
昨晩、予報通り低気圧が来たが、パラパラと降っただけの軽微なものに終った。そのため、問題なく焚火を囲み遅くまで語らうことが出来た。差入れの、美味しい洋酒と共に……。
今朝は比較的遅くまで寝たが、それでも陽の暑さにより途中で目を覚まさせられた。昨晩は温暖な気温予報だったが、夜半寒くなり、上着を足したのとは対照的な朝であった。
上掲写真 雑木と砂地からなる野営地の朝。明け方から快晴になる予報だったが、実際は昨日より雲が多い日となった。

砂上を緩やかに水が流れる山中の沢
朝食は参加者の意見を採り入れ、バゲット(仏蘭西麺麭)に腸詰や目玉焼・野菜等を挟む方式に。
残念ながら、食べ難いものになったが、味は良いので、更なる工夫に期待したいと思った。
怪しい野営者
ところで、午前遅く成人女子二人組と、そのあとから彼女らの両親と思われる初老二人組が現れ、野営地すぐ後ろで滞留を始めた。
居場所は幾らでもある広い地だったので怪訝に思うと、今度は我々の天幕や竃傍等を徘徊し始めた。挨拶も語りかけも何もなく……。
道筋ではない私的な場所をジロジロ見廻る様に、不気味さというか、無神経さを覚え怒りさえ感じた。皆の貴重品等もあった為である。
コロナ禍期に一時おかしな入山者が増え、その後いなくなったので、安堵していたが、まだいたのか。
便所紙や汚物を巻き散らされた往時を思い出し嫌な気分になったが、こちらの警戒を察したのか、その後来なくなったので構わないことにした。
その後、我々の昼食中に荷を纏めて彼方に去り、そこで野営準備をするのが見えた。どうやら近接と徘徊で圧力をかけつつ我々が退くのを待っていたようだが、諦めたらしい。
こんな無礼者に山や自然への配慮出来る訳がないので、事後を案じたが、今は仕方なし。

野営地を撤収して下山する野営会一行。荷を一部前付けして足下が見えずに難儀する初心者がいるが、途中で後方への装着を手伝い、解決
朝昼ゆったり過ごし撤収
朝食後は参加者各々ゆったりと過ごし、その後、昼食に。昨日の鍋や白飯の残りを主として、食材の余りを減らす具材豊富な食事となった。
そして、その後もまたゆったり過ごしたのちに撤収作業を始め、夕方無事下山したのである。
皆さん、お疲れ様でした。今春も楽しい場を有難う!
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