
今年2回目の網会
今日、午前から滋賀へ。
琵琶湖東部の川で小鮎獲りを行う為である。来客等の都合で、予定の時間より押してしまったが、何とか現地近くの友人宅に集合して、目的の川へと向かった。
投網を使って鮎を捕獲するという、先月6日に次いで今年2回目の網会。今回も、特に多勢に声を掛けず、内々の少人数で行った。
上掲写真: 湖東地方の清流、芹川にて網にかかった外道のアマゴ。ヤマメと共に「渓流の女王」とも呼ばれる姿麗しき魚

水遊びにも適う水環境の犬上川
先ずは犬上川
友人宅より車に乗り換えて最初に向かったのは犬上川。滋賀県中部東の内陸部に位置する。個人的には初めて入る川。水質やその他の環境も良く、水遊びにも適している。
雲が多かったが、折しも35度予想が発せられていた高気温日。足をつけて身体を冷やしつつ漁を行うには、ちょうど良い環境であった。
川中の浅瀬に石を並べて島を作り、荷物を置きつつ、ひたすら投網に興じる。大漁とまではいかないが、漁獲は、まあまあ。

犬上川にまして水質美麗な芹川
付近の川でも魚影試す
犬上川で目標の漁獲を得、また川中で昼食等も済ませる。友人宅にて下処理と調理をしなければならないので、早めに川を離れる。
とはいえ、まだ予定時間より早く、折角なので、付近の川にも立ち寄り、魚影を試すことにした。そして向かったのが、犬上川の上(北)を並流する芹川であった。
こちらは、犬上川に比して規模が小さくなり、水質も更に良い。足を入れると、声が出そうなくらいな冷たさであった。
そんな好環境がかえって仇となったか、漁獲はいまいちであった。網には渓流漁であるアマゴもかかり、鮎との生活圏の違いが感じられた。

今日の漁獲。がんばれば更に獲れたが、これくらいで止めた。最大の獲物は全長15cm程
撤収。友人宅にて馳走
芹川の他、帰り道がてら愛知川等にも立ち寄ったが、漁獲はいまいち。友人曰く、「前は獲れたので、時期的に漁場が上流へと移動しているのか」と。
そして、友人宅に帰還。風呂を借りている間に、友人が手早く今日の獲物等を調理してくれ、そのまま馳走となった。

小鮎の天麩羅他、色んな料理が並ぶ豪勢な食卓

塩焼きの鮎も
小鮎は主に天麩羅に、形の大きいものは塩焼きとした。当然ながら、新鮮・美味。
今日は、私が未知であった湖東中部の各河川へ、水遊びがてら連れて行ってもらったような企画。私自身は川に浸かれるが嬉しくて、殆ど漁獲には貢献していない(笑)。
それなのに、友人宅にてその家族共々から歓待を受けることとなった。感謝!