
恒例の朝桜
自宅付近の京都市街東郊も、そろそろ桜が開いてきた。
最近、仕事で忙しいのだが、近くに見どころが多いので、外出のついでに確認はしている。日曜の今日は、折角なので朝の食事前に、その咲き具合でも見に行ってみた。
気安い感じだが、一応、個人的な恒例事でもある。
遠方より来たり、宿をとったりしても、自然相手なので今一見頃を押えられなかったりするが、名所近くに住む特権を利用して、良さげな日時を選んで眺めるのであった。
ちょっとした贅沢か――。まあ本心は、桜なぞ何処で観ても一緒だと思っている。特殊な環境でもない限り、必ず近所に観どころがある筈で、それを愛でれば良いとも思うのである。
まあ、遠出したい気持ちも解らない訳でもなく、名所志向も仕方ないとは思うが……。
とまれ、写真が朝観た桜。東山麓を流れる疎水沿いの、所謂「哲学の道」のものである。部分によれば満開、あとは8分9分咲きといったところか。

同じく疎水縁の桜
いつもなら当然晴天を狙うのであるが、今期はここのところあまり天気が芳しくない。まあ、これも自然のことなので、致し方あるまい。

幹からも咲きこぼれる花々

石畳も花弁で飾られ始めたが、まだ散り時ではないので、ささやかに……