
桜花満開の見納め
京都市街東縁でも、ほぼ桜が満開となった4月8日から2日目の今日――。
期待の9日が重い曇天となりあまり絵にならず、そしてまた同様の状況となった。しかし、明日からまた結構な雨と、強い風を伴う風雨の予報が出た為、今年の満開は今日が見納めの様相を呈した。
よって、折角なので、昼食時に名残の満開を観賞することとした。
自転車にてさっと出向いたのはお馴染み賀茂河畔。平日ながら遊山や花見の客が多く、正に満開御礼的状況であった。
上掲写真: 京都市街東部を貫流する賀茂川(鴨川)の桜花を接写。ここ数日変わらぬ生憎の曇天だが、正に花綻ぶ(ほころぶ)盛りようである。

賀茂川対岸(西岸)の桜

川端冷泉付近の琵琶湖疏水の桜
こちらも満開。賀茂川東岸沿いの川端通からも良く見え、通りすがりの多くの人が目に留め、撮影していた。私もその一人。帰り際の一写である。

咲く花あれば散る花もあり。疏水分線にたまった桜の花びら
次々と流れ来る桃色の花弁が徐々にたまる様は、恰も反物が織られるようで面白い。
こちらは、夕方買物途中に銀閣寺参道下にて見たもの。若王子からここまでの「哲学の道」等、沿道約2Kmの花を集める。毎年の光景であるが、何故か気になってしまう。