
趣向変え疏水端で恒例小宴
今夜は近所の岡崎公園で小宴を催すことに。
何年も前から、市内勤務の友人と、その退社後に細やかに行っていた恒例的花見。場所は賀茂川等が多かったが、今年は趣向を変え疏水縁の夜桜を借景、また肴とすることにした。
夜の気温も漸く上がり、そろそろ屋外宴に適した気候に。意外と前日の風雨に耐えて桜花が残存していたことも後押しとなった。
とまれ、ちょうどライトアップが行われていた美術館裏の並木下に陣取り小宴開始。川辺の如く騒がしくもなく、また明かりもあって具合良い。初めて場所・試みであったが、立地・雰囲気共に申し分ないものとなった。
写真は、集合直後の18:30過ぎの現地景。最近随分と陽が高くなり、まだ夕焼けの明るさが残っていた。夕照とライトを反す桜花、そして夕空映す疎水の水面(みなも)が、得難く美しい。

同じく集合直後の現地景
滔々たる疏水水面を流れる花弁も一興。2基の光源は堰堤下に設けられた照明装置。

同上を別の角度にて
疏水に張り出す、花の豪奢と水面景。

宴席端の宵闇に咲き誇る桜花
絢爛の花色のなか過ごす
やがて辺りは宵闇に包まれ、照らされた桜花が絢爛の光幕と化す。先日のトランプ米統領によるミサイルショックを含め、様々なことを語りつつ、花色に照らされた夜宴を過ごす。
一応、公園的芝生場ではあったが、花見の例(ためし)が無いのか、途中、警備担当氏より長時間の占有は避けられたしとの注意も受けた。
やがて照明も落ち、暫しして片づけてお開きとなった。
暖かくなったとはいえ、やはり夜は冷える。そんなことも語り合いながら、最寄りの駅まで付きあい、そして解散となったのである。