
平年通りの入梅翌日
昨日の6月7日、近畿地方の梅雨入りが宣言された。昨年より3日遅く、しかし平年並みだという。
本当はその記録(記念?)として、昨晩近所でみた蛍の写真等と共に雑記化したかったのであるが、失敗し、別の画像もなかったので、仕方なく今日見た紫陽花(アジサイ)を載せ、その代りとすることにした。
雨天と高湿が続き、そして後半から暑さにも見舞われる入梅を厭う気持ちも大きいが、まあ致し方あるまい。今は涼しく、そして然程の雨もないので、一先ずは有難い。
上掲写真: 夕方の休息散策で出あった紫陽花。ヤマアジサイか。京都市左京区「哲学の道」沿いの小径にて。

初夏の陽を受け緑に光る善気山(ぜんきさん。大文字山腰部の小頂)付近の山腹
梅雨入りしたとはいえ青空も見える。これだけ見るとまだ5月の風情か。さて、本降りはいつから来るのやら……。

紫陽花の花部を拡大
ヤマアジサイの系統は、一般的な手毬咲きの紫陽花とは違い、花序の周辺にだけ装飾花が咲く「額咲き」と呼ばれる変化に富む姿で面白い。花弁にも色々な種類があり、この花は古い建具細工にある木瓜柄にも似た姿。