2017年07月14日

祭夜談讌

京都祇園祭の宵々山前夜に大丸前付近に置かれた祇園祭の主役的山鉾「長刀鉾」やその提灯飾り

祭夜に遠方より来る朋あり

今年もまた巡ってきた祇園祭。

その山場たる山鉾巡行3日前の今夜、誘いをうけ、まつり場である京都市街中心部に出かけた。祭夜山場となる宵々山と宵山には1日届かない日ではあったが、既に山鉾や祭飾りが完備されており、平時の夜とは異なる華やぎと物見の喧噪に包まれていた。

誘われたのは、旧知の映画監督で現在沖縄在住のM君が京都の知人宅に立ち寄っている為。昼に行われた洛西での取材が目的であったが、これまで見たことがない祇園祭がちょうど催されていたので、日暮れから知人に案内されているところであった。

私は仕事やらバスが遅れたり混んだり等の関係で、8時半ぐらいに合流。その後、仕事を終えたもう一人と合流し、祭裏たる錦市場(にしきいちば)の鮮魚店屋台で飲み語らった。その後は知人宅に移動し、遅くまでまた飲み語らったのであった。


上掲写真: 京都大丸前付近に設置された「長刀鉾(なぎなたぼこ)」と提灯飾り。巡行では稚児を乗せて先頭を進む、祇園祭を代表的する別格鉾。


京都・祇園祭の宵々山前夜に、鉾町付近の繁華街路傍でビール片手に知人と語らうドキュメンタリー映画監督のM君
祭夜の路傍にてビール片手に知人と語らうM君

明後日は東京へ向かうとのこと。暑中お疲れ様……。

さて、今日の表題「祭夜談讌」は、そのまま「まつりよだんえん」と読む。祭夜に楽しく語らうの意。少々衒学的になったが、二字で上手く要約する語が無かった為。恐らく、「談燕」でも意味的に可能かと思われるが如何であろうか。とまれ、ご諒解を……。

posted by 藤氏 晴嵐 (Seiran Touji) at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 逍遥雑記
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