
今年は連休での開催
今日は秋の野営会初日。
毎年10月に行う恒例行事だが、ここ数年は運動会等の事情を考慮して敢えて連休以外で開催していた。しかし、今年は連休の方が都合が良いとの意見が多かった為、その初日の開始となったのである。
場所は、いつもの滋賀湖南アルプスの太神山(たなかみやま)。参加者の行事等の関係で午後からの山入りとなったが、雨のあがりも遅れたため丁度良いタイミングとなった。
上掲写真: 雨で少々増水した川を慎重に渡り始める野営会一行。朝には止む筈だった雨は意外にも午後遅くまで続き、地面や草木を濡らしていた。渡渉に限らず、慎重な行動が必要に。

野営地までの途上の大岩側面にあったスズメバチの巣。長さ50cm程で、登山道から5m程の場所にあった。確か春に通過した際は無かったような……。とまれ、これも慎重にやり過ごし、事無きを得る。

同じく野営地までの途上にある滝二筋。少々水量が多いか。前夜は結構降ったが、今日は小雨の所為か、心配する程の増水には遭わず。

そして、無事野営地に着き、準備する。日没まで時間が無い為、急ぎ天幕や竈等を構築した。
もう雨の心配はなさそうだが、写真の如く、完全な回復までにはまだ時間がかかりそうである。燃料となる薪や柴は全て濡れていたが、物を見極め、工夫した為、火おこしに難は無かった。久々に参加したF君が感心すること頻り。

満月に近い月光の下、日を終える
準備が整い、夕食を始める頃にはすっかり暗闇に。しかし、やがて東の空から写真の如く、大きな月が上がってきた。まだ雲は多いが、確実に晴れ始めているようである。

頭上にあがり、光度を増す月
月は天空へ上るにつれその明るさを増す。野営には有難い存在である。少々欠けているが、昨日未明が満月だったため、まだそれに近い大きさを擁していた。

仄かに灯る焚火明かりと、月光に照らされる川

就寝前の西空。雲はほぼ無くなったか
焚火を竈から傍の炉に替え、寛ぎ過ごす。所謂キャンプファイヤーの小さなもの。
やがて、子供等の一部の人は就寝し、我々その他は暫し語らい楽しんでから、野営初日を終えたのであった。