2018年06月01日

梅雨平山会告知

京都市街東部・鹿ケ谷山中の支流沢にある謎の貯水池(?)遺構

古代山岳寺院探査へ

去年に比べ、今年は平年に近い時期での梅雨入りになりました。個人的な事情もあり、その前に行う筈の山会・平会が出来ませんでしたが、なんとか梅雨の合間の6月17日(日)に一企画行なうこととなりました。

場所は京都市東郊の山科(やましな)。京都市街からは隔離された山科盆地の北縁に建てられた古代真言寺院・安祥寺(あんしょうじ)と、古くに廃滅した山中のその上寺の探索を行います。よって今回は平会と山会の混合企画「平山会(ひらやまかい)」となります。

特に安祥寺上寺跡は平安初期創建の伽藍跡が良好に残る貴重な山岳寺院遺構で、都市近郊にありながら案内無しでは行きにくい場所となっています。

興味ある人、希望する人は、是非この機会をご利用下さい。段取りの都合上、参加の連絡は早目にお願いします。

詳細

開催日 : 6月17日(日曜)

時間   : 9:30〜夕方頃
集合場所: 左京区東南部(別途連絡)
集合時間: 9:00
費用目安: 喫茶店等休憩や打上げ銭湯・食費(実施、参加の場合)等
行程   : 左京市街〜(自転車約1時間)〜安祥寺下寺跡〜(周辺探索含め自転車等約1時間)〜安祥寺上寺麓〜(徒歩約1時間)〜安祥寺上寺跡〜(徒歩約0.5時間)〜安祥寺山山頂(経塚跡)〜(徒歩約1時間)〜下山〜(自転車約1時間)〜左京市街

備考

・雨天中止。
・登坂高低差は約250m、全歩行距離は約2キロの行程。山道歩行用の準備が必要。急斜や転倒に備え、軍手か皮手袋等必携。
・昼食は山中付近か安祥寺川河原にて採る予定。
・各自のペースを尊重し、早い人が遅い人を少し先で待つ行路スタイル。

参加条件

行き帰りに自転車を使用します。その後約2時間のハイキング程度の山歩きがあります。但し遺構手前は木の根を掴んで登る急斜があります。この会は参加費等を徴収する集いではなく、何の補償もない自己責任参加となることをご承知下さい。怪我、腹痛、虫刺され等の対策を各自準備願います。なお、参加希望の場合は事前にメール等での連絡をお願いします。

持ち物その他

・飲料(必要分。山中は補給困難)
・昼食
・帽子
・手袋(山道転倒対策用の軍手等。忘れる人多し!)
・歩き易い靴&厚手の靴下
・化繊混等の乾き易い服(長袖&長ズボン)
・雨具(出来れば上下合羽)
・衛生用品(ちり紙等)
・救急用品(怪我や腹痛、虫刺され用の薬、目薬等)

その他、着替えやタオル、御菓子(非常食)、嗜好品などは適宜考慮を。靴は運動靴でも可能ですが泥濘がある可能性もあります。荷物は極力軽くした方が楽です。


以上、何かご不明あれば、ご連絡願います。


上掲写真: 安祥寺山と大文字山の中間にある鹿ケ谷(ししがたに)の支流にある謎の未調査遺構(平坦地)。手前に大きな土手があり谷を塞いでいるため、水が貯まり平坦化したような痕跡がある。市の埋文研によると戦国期の山城に関連した貯水池遺構とも考えられるという。山城や古代寺院など、この山域には様々な遺構が奥深いその歴史と共に眠っている(2018年5月20日撮影)。

posted by 藤氏 晴嵐 (Seiran Touji) at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 告知
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