
嬉しさ一入の晩秋恒例催事
今日は午後に京都市左京区南部の岡崎に立ち寄る。
本日最終日の「日本盆栽大観展」を観覧するためである。同展に参画する知己で盆栽研究家の川崎仁美さんから招待状をもらっていた為のお礼を兼ねた参観であった。
5年前の罹災により毎年頂いていた招待状が長く届かない状況であったが、去年川崎さんと再度住所交換し、晴れてまた頂けることとなった。いつも楽しみにしていた催事だけに、嬉しさも一入(ひとしお)である。
上掲写真: 絶妙の均衡を見せる真柏(しんぱく)盆栽の名品(力作?)。

日本盆栽大観展会場風景。平日なので閑散としているように見えるが、実はかなり盛況であった。手前の黒いブース列は川崎さんのお勧めで、今回展の目玉的な田中慶治氏(慶雲庵)のコレクション

こちらも主要作の一つの真柏名品。左に置かれた石は、かの名石・菊花石(きくかせき)

盆石の名品も素晴らしい。これは瀬田川石

そして今年も恒例の「盆栽解説ツアー」が開かれた。左奥は解説の専門家氏、右奥の和装美人は川崎さん。毎回基本的な事の解説となるが、講師や質問が変わるので、興味深い話が聞ける。また、質問も可能
晩秋の良きひと時に感謝
参観後、忙しい川崎さんの身を一寸拝借して挨拶とお礼を述べる。連日の解説や応対で喉が辛そうであったが、充実したお役をこなせているようで何より。
今年もお世話になりました。こちらも晩秋の良きひと時を堪能。感謝!

黒谷山上墓地の紅葉
そして、岡崎の盆栽展会場を後にして帰路へ。
少し時間がとれたこともあり、北方は黒谷の境内と丘を越えながら帰ることにした。途上、漸く本格化した紅葉の良き姿が方々で見られた。
これもまた、目に贅沢で、この上なし。