
霜月代替野営
例年10月半ばに行う秋の野営会。今年も先月半ばを予定していたが、荒天のため延期に。そして、今日がその代替日となった。
気温の関係から11月の開催を案じていたが、幸い今日は季節外れの温暖に恵まれる好日となった。
丁度、新型コロナ感染が激減した砌(みぎり)とはいえ、その継続や都合により参加者は少なくなったが、良い開催日を迎えることが出来た。
上掲写真 恒例の野営会開催地・太神山中の好天の陽に照らされる沢水。

朝最寄り駅で集合し、麓の店で食材買出しを行い山に登り、野営施設を設営。予報通り、陽が高くなると共に気温も上昇し10月同様の陽気となった

いつもと変わらず竃や洗い場等の施設を構築するが、今回はその他この様な井戸を設けた。近くの沢の中洲に掘ったもので、飲料水を汲む為のもの
いつもは沢水を汲み沸かしているが、生水を飲む人や子に与える参加者もいるため、安全のため実験的に設けた。元来沢水は野獣糞尿による感染症の危険があり、また近年温暖化による寄生虫生息圏の拡大問題もあるため、以前から試したかったのである。
また、前回見たように、マナーの悪い野営者が増えているので、その影響を警戒した、という事情もあった。
井戸を掘った直後は濁りが酷かったが根気よく汲みだして水を入替え、やがて清水が溜まるようになった。明朝辺りには実用的水質となるか……。

前回新参野営者に破壊されたと思った炉(竃)は、ほぼ無傷で残存していたので、比較的容易に再構築することが出来た。正に不幸中の幸い。今回来れなかったが、以前共にこの炉を改修した友も喜ぶであろう

そして夜の寛ぎ時間。夕食後に於ける、焚火を囲みながらの、晩酌・談話のひと時である

夕方から少し雲が出て、夜更に増えたが、予報通り、天候の大きな崩れはなさそうであった
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