
急参加の親族会翌日
昨晩から急遽福井入り。従姉等に誘われ、伯母宅を秘密訪問する、という催しの為であった。伯母宅の訪問や首都圏の従姉と会うのは、コロナ禍突入以来の実に3年振り以上のことである。
進めるべき仕事があったが急に決めたのは、伯母が高齢のため。また、自身を含め、いとこ達もそこそこの年齢に達していたので、貴重な集合機会を重視したのであった。
とまれ、突然の来訪に、伯母が驚きつつ喜んでくれたのは何より。
そして、久々の再会翌日の今日は当地の従姉の運転で、近くの名古刹・永平寺を訪ねた。写真はその顔的存在である唐門(勅使門)。
菊紋が並び付く皇族や住持用の貴賓門で、普段は開かず、また接近も叶わないが、気品あるその建屋と苔むした参道が目を惹く。

週末ながら平日とあって、永平寺門前もこの通りの空き具合。先日、コロナ関連の水際対策が緩和され、早京都に海外客が数多訪問し始めたが、地方のここはまだ暫く静かそうである

上方の中雀門(ちゅうじゃくもん)から見た永平寺山門(正門)。江戸中期建造ながら唐朝様式を伝える貴重な楼閣大門。下階に少々増え始めた参観者が見えるが、それでも人の少なさを感じさせた。コロナ禍以前に訪れた際は、人波を避けて撮影するのが難しいくらいであった
無事参観終え夜宴に
午後から増え始めた人と入れ替わるように参観を終え、寺を後に。すっかり足が悪くなった伯母が何とか階段多い諸殿を巡れたのは幸いであった。
その後、従姉等が門前街で人気の洋菓子を購入したあと、永平寺蕎麦店で遅めの昼食を摂り、伯母宅に帰還。家での休息後、夕食と共にまた皆で宴席となり、楽しく一日を終えたのであった。
関東の従姉共々、私も翌日離福・帰宅となったのである。