2023年05月30日

慰問急行

降り出した雨に濡れる飛行機の窓と関西空港駐機場

久々かつ急遽彼の地へ

朝、京都市街の家を出て、バスを乗り継ぎ大阪南部の関西空港へ。

生憎の雨予報だったが、幸い家を出る時は止んでいたので、持参の傘を出さずに飛行機に乗ることが出来た。

そういえば、昨日近畿の梅雨入りが報じられたばかり。5月に梅雨入りするのは10年ぶりで、平年より8日、昨年より16日も早い雨期入りとなった。

南西諸島が1週程遅かったので、こちらも同じ傾向かと思ったが、意外な旅路となった。


上掲写真 降り出した雨に濡れる飛行機の窓と関西空港の駐機場。離陸待ちの機内にて。


札幌時計台とその玄関口
さて、関空から飛行機で一気に飛んだのは、北地・北海道の札幌であった。とはいえ、飛行場から札幌までも距離があるので、降機後に列車で移動。時間調整と夕食買出しのため駅近くの名所・時計台にも寄ったが、急遽北地に飛んだのは旅行が目的ではなかった。実は、道東の親類が今月初めに入院し、その後容態が悪化したための緊急の見舞いが目的であった


高速バスの車窓よりみた道央道と道央の山野
慰問の旅は札幌で終りではなく、更に遠方へ向かう必要があった。そのため、札幌駅からバスに乗り、高速路を延々と北行する


高速バスの車窓よりみた道央道沿いの夕陽と水田
夕方乗ったそのバスは数百Kmを数時間かけて移動するため、買い込んだ食事を摂るなどして車中を過ごす。本来なら久方ぶりの北地の眺めを楽しむところだが、軽からぬ事情の為その気にはなれなかった。そして今時分らしい遅い日没が車窓に現れる。それは北地に広がる意外な水田景を映しつつ、やがて宵闇と換っていった。結局バスの終点から親類の迎えでオホーツク沿岸の目的地に着いたのは家を出て13時間後の夜遅くのことであった

posted by 藤氏 晴嵐 (Seiran Touji) at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 紀行
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