2023年06月13日
晩翔蛍光
減少 or 晩期?
日没後の暗くなって間もない頃、京都東山(大文字山)山麓の琵琶湖疏水分線を覗いてみると、暗がりを飛ぶ蛍の姿があった。
その光点は幾つか見られたが、疏水縁の哲学の道横で話す欧米系の一団や私を追うように現れた日本人男女の大声により、忽ち隠れがちとなった。
京都市の天然記念物に指定されているここの源氏蛍は、以前に比して随分少なくなったが、やはり人出の多さや騒がしさが影響しているのか。
実際、ここの蛍は、よく飛ぶとされる宵の口より、人が少ない遅い時間に多く見られるようにもなっている。また、コロナ禍の人出減少時、目撃数が増えたことは以前記した通りである。
実は、今年は先月半ば過ぎから同所での蛍飛翔を確認していたが、その時はそこそこいた(カメラ不携帯のため撮影出来ず)。ひょっとして、その後新聞等で報じられ、人が増えたことも影響したのであろうか。
ただ、今日の少なさは、もうそろそろ飛翔の盛りが過ぎたということも考えられた。
上掲写真 琵琶湖疏水分線上を飛翔する蛍2匹の光跡(中央上部)。
同じく、琵琶湖疏水分線上を飛翔する蛍(中央)。背後光量はソフトウェアにて増量。今年の蛍も、そろそろ見納めか……
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