
盆過ぎ後も猛暑続く
予報通りなのだが、盆過ぎてもここ京都市街の猛暑が終らない。
朝から暑く、午後からは外出困難な猛烈な暑さとなり、その後深夜に至るまで30度を切らないような日々が先月初旬から続く。
市街でも比較的涼しいとされる山手に住んではいるが、もはや空調機器を常時使わないと危険極まりない暑さであった。
そして、今日も猛暑日予報。
いや、明日も明後日も明々後日もその次も、猛暑の連続が予報されていた。まさにうんざり、気が遠くなるような有様であった。いい加減少しはマシになって欲しい。
ただ、今日から2日間、恒例の近場避暑に出掛けるので、その効果・価値というか、有難みは増すこととなった。
目指すは奥貴船。午後からの行動は暑すぎ、また途中の貴船が観光客で混むので、それらを避けるべく、朝出発することにした。
上掲写真 避暑地への途上に経る貴船川の渓流とその水面に設けられた納涼床。ご存じ著名の観光地で、近年は外人観光客にも人気となっている。

折角なので久々に貴船に寄ってみたが、その中心地・貴船神社前は御覧の通りの人出であった。まだ朝10時過ぎだが、繁忙期最後の週末だからか。また、今月上旬の大陸団体客解禁の影響か、彼の地の人も多く見られた

最近流行りの流しそうめん店には長蛇の列も。高級和食主体の貴船に於いて手頃な値段で食事が出来るため人気なのであろう。ただ、車道沿いで交通量も多いので、店員による交通整理が行われていた

反面、流しそうめんから然程遠くない貴船神社奥宮は、その駐車場の繁盛に比して閑散としており、意外であった。車の多さは、下の駐車場混雑の影響で、人は午後から混むのか。それにしても、涼しさが売りの貴船でさえ暑かった。標高300m以上の深い谷地のここも、猛暑には勝てないのか

上下の貴船社を参拝・参観後、避暑泊の地・奥貴船に到着。その沢の様子などみると、明るく陽が射して暑そうだが、目論見通り、空調要らずの涼しさであった。貴船より標高が高く、乾燥しているからか
北地に勝る近場に感心
ここでは珍しく午後の最高気温が30度を超えたようだが、それでも快適であった。ちなみに、ここから1000km北の北海道・札幌は今日35.6度の猛暑日で熱帯夜だったという。
そんな状況にもかかわらず、自宅から僅か10数km北のここはこの快適さ。山上のためフェーン現象が起こらないからであろうか。とまれ、近場の魅力を改めて実感することとなった。
今日は数十日ぶりに空調なしで寝られそうである。
奥貴船避暑行2日目の記事はこちら。