2023年12月07日
残秋豆香
名残りの紅葉。友来る
ここ京都市街も晩秋紅葉時期から、遂に師走12月に突入。
とはいえ、昼はまだ温暖で天気にも恵まれていた。そんな師走初旬、大陸から友人が遊びに来たので共に名残りの紅葉を観つつ街を散策した。
紅葉に合わせた市内各寺社の特別公開もそろそろ終りとなっていたが、今年は猛暑延長の所為か、見頃が長く続いていたのは幸いであった。
写真は京都市街東部・神楽岡山上にある黒住神社参道。散ったばかりの鮮やかな落葉紅葉も、また美し。
こちらも神楽岡(正確には「中山」か)山上にある真如堂の紅葉。樹上の紅葉も美麗だが、ここも落ち葉が素晴らしく、この時機のみの光景・風情があった。正に、落ち葉の絨毯か
今年の特殊な天候の所為か、散る紅葉もあれば、この様に、これから盛りへ向かう「若い紅葉」もあった。黒住神社境内だが、散る樹や盛りの樹と共に並んでいたのが興味深い
こちらは神楽岡の頂部で、自然林に覆われた箇所の天然林紅葉。別名・吉田山とも呼ばれる緑地内である
川なかで珈琲?
友人を案内しつつ京都市街中心方向へ向かう。彼縁の学生街の食堂で昼食を摂ったり、方々を眺めつつ、話しつつして辿り着いたのは、賀茂川(鴨川)であった。
そして、彼の発案・希望で、秋雨・台風不足で渇水気味の堰堤中央で珈琲を飲むことに。写真はその為に堰堤上に道具類を店開きした様子。
正に河流中央で、普段なら堰堤を越す水のため近づけない場所であった。珈琲の器具類は、元々どこか外で飲むつもりで用意していたのである。
そして持参した電動ミルで豆を挽き、器具に設置して加圧珈琲(エスプレッソ)を淹れる。その後は牛乳を温めカフェラテにもするといった凝りようであった。珈琲豆や専用器具は友人が土産として持参してくれたもの。皆上質なもので、彼の地でも今は京都以上に良い珈琲が楽しめることを教えてくれた
河流中央からみた堰堤越しの賀茂川の眺め。中々見られない眺めか?
懸案落着
無事、川なかの珈琲を楽しんだあと、共に帰宅し、長く預かっていた趣味品の海外発送準備をする。オンライン・デジタルの時代なのに、その手続きが未だアナログ的で、煩瑣極まりないことに驚く。
まあ、それでもなんとか準備して夜の集荷に間に合わせた。長き懸案落着である。そして、友も安堵して一先ず宿に帰っていったのであった。
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/190691240
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック
http://blog.sakura.ne.jp/tb/190691240
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック