2025年02月11日

北山復雪

境内・路上共に雪に埋もれる貴船奥宮

寒波最中、近山の積雪如何

今月8日からの寒波来襲で雪が降り難い京都市街でも8cmの積雪をみたが、それなら盆地北縁の雪山も復活したであろうとの目論見で出かけてみた。

貴船口から路上にも雪が現れたため、今回初めて用意した雪対策を施し車輌にて峠道を進む。しかし、事前に関係者から聞いていた通行止解除は行われず、途中で引き返すこととなった。

写真は峠道を下り切った場所にある貴船奥宮。土の境内は疎かアスファルトの路上も全て氷雪に覆われる危険な状況であった。その駐車場にもさすがに参観客の車は無し。


雪に塗れる貴船神社本殿下
奥宮下の貴船社本殿口の鳥居。神社までの途上で引き返す車も多かったが、意外と徒歩客は多かった。珍しく、そして美しい貴船社の雪景色見たさの内外客であろうか


寒波の雪に覆われる花脊峠横の山上
急遽行先を東隣りの奥鞍馬に変え、ノーマルタイヤでは絶対に登れない氷雪の急登・急カーブの細道を進み、花脊峠に着く。そこから、ワカン(輪かんじき)履きで山に入り、山上に出た。写真の通り一時的に天気が良くなったが、風が強く、雪も舞って寒い


花脊峠横の山上に積る新雪
目論見通り、山上は雪多く、しかも新雪であった


京盆地北縁の天狗杉(山名。同837m)付近の灌木ある雪原
京盆地北縁の一峰・天狗杉(山名。同837m)山頂付近の灌木ある雪原。峠から誰の踏み跡も無し


雪に覆われる旧花脊峠の祠や大杉
天狗杉山頂から雪深い斜面を下って旧花脊峠まで下る。今日は経路変更で時間を取られ、また夕方から所用もあった為ここで引き返した。元より、今日は車輌の雪対策確認に重点を置いていたという事情もあった


天狗杉北方の平坦地上から見た、吹雪に霞む京都北山の峰々
登り返した天狗杉北方の平坦地上にて。今日は午後から天気回復との予報があったが、結局、風と小雪続く寒い一日となった。なお、北山南部に当るこの付近の積雪量は最大50cm前後とみられた


風雪で消え始める、雪上の踏み跡
?、風雪の所為か、なんと自身のかんじき跡が消え始めていた。僅か30分前に通ったばかりなのに……


京都市街からみた冠雪する天狗杉等の京盆地北縁の山々
結局山中には休息を含め2時間程滞在して帰宅。これは京都市街から今日歩いた雪山を写したもの。中央奥の最高所が天狗杉山頂で、その右二つ目の鞍部が旧花脊峠、同左二つめの鞍部が駐車地の花脊峠となる。つまり今日はこの区間を往復。短時間だったが近場の雪山を楽しめてよかった

posted by 藤氏 晴嵐 (Seiran Touji) at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 山会
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