2007年04月26日
朧々新緑比良
先日、仕事の関係で滋賀湖西を訪れた。眼前に聳えるのは、かの比良の峰々である。春霞に朧々として山肌を見せないが、見渡す耕地と、爽空の間に立つ姿は実に堂として神々しい。
山入りの方は、随分とご無沙汰である。雪解け、新緑のこの期に、また訪れたいものである。比良は、その姿でいつも私の心を捉え、そして色々なことを考えさせてくれる大切な存在である。
頂部にはまだ茶色い冬枯れが見えるが、裾から中腹にかけては取り巻く新緑が見える。間もなく頂部にまでそれが達し、湖国の春が確かなものとなる。
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