
不調乗り越え講演開催
今日は朝9時から、拙宅近所にてささやかな講演・講義を行う。
場所は「吉田之森」というギャラリー兼文化会館。以前、そこにて古代長城関連の展示イベントを開催させてもらった縁で懇意となった、主宰の鈴木悦子さんの依頼による出演であった。
朝7時に起床し、準備して会場入り。元々朝は苦手な方だが、今日は更にと気分が優れない。実は、前夜一睡も出来ないという「事故」があった。7時に「起床」しただけで、覚醒した訳ではなかったのである。
原因は、恐らく前夕飲んだ喫茶店の珈琲。特段珈琲に弱い訳ではないが、以前から偶に、こういった物(豆?)由来の不調はあった。
こうして体調(顔色も?)不良での出演となったが、現地での掲示や配布資料の準備を何とかこなし、開催時間に間に合わせられた。見れば、会場は満席状態。朝から楽しみに来てくれた人たちの為にも、気を入れて進める他あるまい。
上掲画像: 講演会場に集まり配布の資料に目を通す地元吉田地区の方々と、壁に貼られた今回の主要史料「京都市都市計劃基本図(1923〈大正11〉年測図)」。3000分の1という大縮尺で地域の細部を捉えた史上最初のもの(本頁の写真はN.O氏とY.S氏撮影、筆者加工)。

講演風景。解説中の私(中央)と参加者の皆さん。実に熱心で有難い限り
「吉田・岡崎古図がたり」
今回は「吉田・岡崎古図がたり」と銘打って開催。吉田神社と京大で知られる学術地区「吉田」と、平安神宮や美術館等で知られる文化地区「岡崎」の成り立ちを、古図を使って解説するというもの。
古図(絵図)の無い時代は遺跡地図、それ以降は時代毎の古図を見ながら両地区の変遷を辿る。最後は大正期の都市計画図を使い、独自発見・考察した、地元変形街路の謎解き等にも言及。

鈴木さんの夫君で、会館2階に事務所を構える京都市議会の重鎮鈴木マサホ市議(中央)には、はじめの挨拶と私の紹介を行って頂いた。但し、左京区北部山間での行事参加があった為、残念ながら間もなく退出。公人なので日祝関係なく忙しいようである。因みに、氏は吉田社家(神職)の後裔で、地元の歴史語りには欠かせない人でもあった
盛況・成功終了!
会場には、その他の地元の重鎮方々の姿も見られ、活発な質問や情報提供を行ってもらえた。そんなこともあり、体調の所為で話のまとまりが損なわれていた割には、一応成功の内に講演を終らせることが出来たのであった。何より、その盛況ぶりに、主宰の鈴木さんが喜んでくれたのは、最もの幸いであった。
講演のあとは鈴木さんたち手作りの朝粥のセットを頂きながら、皆さんとまた地元の歴史談義。そして、その後閉会となっても、暫し様々な人たちとそれが続いたのであった。依然朦朧とした気分は残っていたが、私としても、良い意味での「熱い」午前を過ごせたのは幸いであった。
参加者及び関係者の皆さん、お疲れ様でした。有難うございます……。
