2012年09月02日

処暑湖会

午前11時頃、蒸暑い曇り空から晴れ間も見え始めた、滋賀県琵琶湖西岸の近江舞子雄松浜と琵琶湖

湖会。9月ながらも好適開催

納涼と貴重な湖水浴の良さ、即ち我々の近場、琵琶湖の良さを再確認する、ささやかな恒例企画「湖会(うみかい)」。本来は8月中に初回を行いたかったのであるが、諸事あって9月最初の日曜である今日開催となった。

しかし、9月とはいえ、先月と何ら変わらぬ猛暑が続く。予想最高気温も35度を超えるなど、暑さの終り「処暑」を過ぎたとは思えぬ程の開催好適日となったのであった。


上掲写真: 蒸暑い曇り空から晴れ間も見え始めた琵琶湖岸。午前11時頃の景。


滋賀県琵琶湖西岸の近江舞子雄松浜の白砂青松にたつ「名勝 雄松崎湖岸」の石碑
行き先は、毎年恒例の湖西地方は近江舞子にある「雄松浜」。石碑が示す通り、白砂青松で知られる古くからの景勝地。林間・湖岸には、夏休み最後の日曜の為か、既に多くの家族連れ等で賑わっていた


滋賀県琵琶湖西岸の近江舞子雄松浜から見た、比良山脈稜線付近の崩落箇所
しかし9月といえば、形式上は秋となるので、そろそろ山のことも気になる頃。湖岸から、背後に開る(はだかる)比良山塊を振り返ると、山腹や稜線上に崩落の跡を幾つも目にする。色具合等からして最近生じたものの様である。今夏の豪雨によるものであろうか。登山道にも影響が出ているのかもしれない


滋賀県琵琶湖西岸の近江舞子雄松浜に違法接近する水上バイクを注意する滋賀県警の船
ロープとブイのみの防護しかない水泳場沖には、例年水上バイクや船舶が多数出没。事故防止の為禁止されている湖岸への接近もあとを絶たない。しかし今年は、滋賀県や滋賀県警による活発な警戒活動が見られた。死傷事故多発の為か。写真は拡声器で水上バイクに警告を発する県警の船


滋賀県琵琶湖西岸の近江舞子雄松浜の湖岸で、同行者らに砂に埋められる青年
湖に限らず良く見る浜遊びの景だが、何故か2人重なって埋められているのが、特異で面白い


滋賀県琵琶湖西岸の近江舞子雄松浜から見た、対岸沖島の旧採石場辺りの崩落箇所
以前「島会」で行った東対岸の「沖島」を眺めると、旧採石場辺りに崩落の跡が。これも豪雨によるものか


夕方、滋賀県琵琶湖西岸の近江舞子雄松浜の松林下から見た、雷鳴を響かせ湖上彼方から接近する雨雲

虹と共に爽やかに撤収

さて、泳いで涼んだり、松下の浜で飲食を楽しんだりして過ごした湖岸も、やがて夕方に。見れば沖合いに雨雲が現れ、低く雷鳴を響かせながらこちらに向かって来るのがわかった。時間も丁度良い頃なので、これにて撤収である。

日頃荷物の簡素化と移動効率の向上に心掛けているので、すぐさま片づけ、駅から列車に乗って渋滞等に悩まされることなく、爽やかに帰着したのであった。先駆けの雨滴が見せる、虹に見送られつつ……(画像中央左)。


皆さんお疲れ様でした。このまま暑さが続き、要望もあれば、今期もう一度くらい行っておきたいところか……。

posted by 藤氏 晴嵐 (Seiran Touji) at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 湖会
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