2023年04月08日
2023春山会告知
天下人飛躍の湖北山域へ
4月初旬ながら早くも桜が散りましたが皆さん如何お過ごしでしょう。
漸くコロナ禍一段落の状況となったこの春、春季山会を再開します。場所は滋賀湖北の賤ケ岳(標高421m)。かの豊公が天下一統の足掛かりを得た合戦で知られる場所ですが、今回はその中心戦跡を辿りつつ、琵琶湖と余呉湖の際たる特異な地形・自然環境や治水隧道、陸の孤島的湖岸集落等を巡ります。いわば、歴史・自然・土木・民俗探訪を兼ねた複合山行です。
都合あえば是非ご利用を。なお、参加の場合は早めに連絡願います。なお、参加の際は一応基本的な感染対策へのご協力も併せてお願いします。
2023春季山会概要
内容:余呉湖岸から山に入り、賤ケ岳合戦の主戦場たる砦・山城跡を経つつ尾根を縦走して賤ケ岳に登頂し余呉湖や琵琶湖等の地形・地貌等を観察。その後、琵琶湖岸に下り、山梨子や飯浦集落に立ち寄り、また峠越えで余呉湖岸に下り湖岸を観察しつつ、出発地に帰還。
条件:初心者・子供可。最大登坂高低差は290m程の体力・技術的に初心者向け企画。休憩除く歩行時間は約4時間(状況により短縮の場合あり)。子供同伴の場合は必ず世帯毎で装備や人手を完備させること(これも装備軽量化等の学習)。原則物品の貸し借りや荷物持ち等の手伝いは不能。公報に準じる感染対策をする予定なので此方の指示に従うこと。
日時:4月中旬週末予定。詳細は希望連絡後通知。雨天中止。
上掲写真 京都市東郊の東山山中にある日向(ひむかい)神社境内の山躑躅(ヤマツツジ)や芽吹きの新緑等。先日の4月4日撮影。これらの出現・成長も今年は早い。湖北とは無関係だが、賤ケ岳でも新緑や花が見られれば、との期待を込めて……。
2021年09月25日
秋季野営会告知
感染拡大の狭間・束の間?の野営
今年も秋10月を目前にして暑い日が続きますが、皆さん如何お過ごしでしょう。
存知の通り、新型コロナウィルスの流行拡大が、今月初め頃に謎のピークアウトを起こし小康状態となりました。それにより、長らく方々に出されていた非常事態宣言の月末解除が確実に。
しかし、有効な対策の結果ではなく、よく解らないまま減少したということは、また急に増える可能性も高いと言えるでしょう。
とまれ、そのひと時の小康期間となる10月に、また野営会を開催することにしました。場所は恒例の滋賀県東南の湖南アルプスです。
前回同様、基本的な感染対策を施しつつ、また、参加者各位の配慮・協力を得ての実施となります。
そして今回もまた、公私の生活に様々な制限が残る今に比較的感染リスクの低い屋外・近場でのキャンプを適切に行い、共にひと時の解放感や、感染症時代に於ける催事の可能性を追求する企画とします。
1泊予定ですが、事情により日帰り参加も可。いずれの場合も、マスクと消毒剤等の対策品は必携となります。また、ちり紙や食洗用具等も感染対策のため各自用意とします。
以上、貴重な機会なので、都合あえば是非ご利用あれ。参加の場合は早めに連絡願います。
2021秋季野営会
内容:竃や洗い場などの野営設備を一から山中に構築し、現地の水や燃料を利用して山中でのひと時過ごす、今や稀少な原初的キャンプ。火熾しや調理、ロープワーク、読図等の学習も可。
条件:初心者可(登坂口からの最大高低差約100m、所要時間約30分)。原則個人用のテントや寝袋等の野営道具必要。マスク・消毒薬等の感染対策必携。公の広報に準じる対策をする予定なので此方の指示に従うこと。
日時:10月中の1泊2日。詳細は希望連絡後通知。少雨決行。
上掲写真 岩間を伝い流れる湖南アルプスの山水。2018年10月14日撮影。
2021年04月17日
春季野営会告知
騒動継続中ながら……
ご存知の通り、今年は全国的に春の訪れが早く、京都近辺の桜も、はや先月末に満開となり、今月初旬には散ることに。
その後、八重桜や菜の花等の繚乱を経て、早くも躑躅(ツツジ)が咲く頃となりました。見上げる山の新緑も、同じく早々に色を深め、春本番を揺るぎないものにしています。
今年もそんな春の好期に野営会を行います。
いつもの通り、山中の現地で薪を集め沢水を汲む、野性味あふれるキャンプの集いです。コロナ禍継続の時世ですが、対策を厳にして敢えて行うことにしました。貴重な機会なので、希望の人は是非ご活用を……。
なお、詳細な日時は調整中ですので、参加希望の連絡を頂いた後、通知します。
上掲写真 路傍に明るい花と葉を広げるツツジ。京都市左京区内にて。
2020年09月18日
再開野営会告知
野営会再開
改元記念唱会も
「殺人的」とも言われた全国的な猛暑が漸く一段落した昨今、皆さん如何お過ごしでしょう。
猛暑とは異なり、未だその終息を見ない新型肺炎騒動ですが、ひと時の小康を感じられるようになったので、来月1年ぶりに野営会を開催することにしました。場所は恒例の滋賀県東南の湖南アルプスです。
勿論、基本的な感染対策を施しつつ、また、参加者各位の配慮・協力を得ての実施となります。
公私の生活に様々な制限が残る今。比較的感染リスクの低い屋外・近場でのキャンプを適切に行い、共にひと時の解放感や、感染症時代に於ける催事の可能性を追求する企画です。
1泊予定ですが、事情により日帰り参加も可。なお、今回機材運搬と演奏に適した天候であれば、令和改元記念として前年中止にした、主宰による昭和・平成歌謡の弾き語り夜演会を行う予定です(感染対策のため距離をとり、しかも小声とするので上手くいかない可能性もあり。もし希望の曲等あればコード付歌詞の持参を)。
以上、貴重な機会なので、都合あえば是非ご利用下さい。参加の場合は早めに連絡頂けると幸いです。なお、主宰は今月末に、また個人研修として北アルプスは「劔岳(2999m)」独行を実施する予定です。こちらについても、何か要望や支援希望等あれば連絡願います。
2020秋季野営会
内容:竃や洗い場などの野営設備を一から山中に構築し、現地の水や燃料を利用して山中でのひと時過ごす、今や稀少な原初的キャンプ。火熾しや調理、ロープワーク、読図等の学習も可。
条件:初心者可(登坂口からの最大高低差約100m、所要時間約30分)。原則個人用のテントや寝袋等の野営道具必要。マスク等の感染対策必携。公の広報に準じる対策をする予定なので此方の指示に従うこと。
日時:10月中の1泊2日。詳細は希望連絡後通知。少雨決行。
上掲写真 画像タイトルは「食欲の秋」または「鴨の古式泳法」「水鳥シンクロナイズドスイミング」。鳥が二羽溺れているには非ず、一組の鴨が水底に餌を求めている。良く見れば手前の鴨が水底に首を伸ばしている様子が窺える。京都市街東郊疏水分線(哲学の道)にて2019年11月5日撮影。「秋」のみ合致で告知内容とは大いに逸れるが、まあ、ご愛嬌!
2020年04月03日
春季山会告知
鈴鹿御池岳再び
世界的脅威と化した新型コロナウイルスの感染がここ京都でも広がり、予断を許さない状況となっていますが、皆さん如何お過ごしでしょう。
考慮の結果、感染対策を施しつつ、春の山会(やまかい)を行うこととなりました。今回は要望により、昨年6月に行った滋賀県東部に連なる鈴鹿山地・御池岳への再行を実施します。前回荒天や準備不足により巡れなかった、同山脈北部に聳える最高峰・御池岳(おいけだけ。1247m)山上にある石灰質のカルスト地形等を再踏査・観察する予定です。
山行は感染危険度が少ない屋外活動であり、また行動が制限された状況に於て身心の健全を図れる効果もあります。よって、他の山域での状況下見を重ねつつ、敢えて開催を決定しました。ただ、参加者同士の接触や行き帰りの交通及び他の登山者との遭遇を考慮し、街場同様の備えで臨みますので、参加希望の人はご協力願います。
なお、人数制限や情勢推移による変更を行うことがあります。
2020春季山会
内容:特異なカルスト地形を有する滋賀県東部・鈴鹿山脈最高峰の御池岳山上に登り、2019年入梅前山会の際に荒天や準備不足のため観察し辛かった箇所、巡れなかった箇所を再踏査
条件:準健脚向き(最大高低差約600m、片道約2時間)。マスク等の感染対策必携。公の広報に準じる対策をする予定なので此方の指示に従うこと
日時:4月19日(日)。天候または社会情勢の変化により中止の可能性あり
上掲写真 京都市街東部の大文字山やその手前丘上の真如堂等の春の進展具合。市街で満開となった桜前線が山腹・山上にも達していることが判る。今回の行先とは違うが、一応状況下見をした山域として紹介。
2019年12月05日
年終会告知
今年も、はや年末に……
月日は巡り、また寒季・師走の候となりました。
本年も細やかながら学びや交流等の会を幾つか行ったので、その仕舞いとしての年終会をまた細やかに開きたいと思います。
今回は12月30日という、年末の際の開催となりますが、案外ほかと被らず、また落ち着いて過ごせるような気もします。正月準備等々のあとに寄るなど、都合にあわせ気軽に参集下さい。
時間等の詳細はまだ詰めていませんが、休みの人も多いかと思いますので、早めからゆったり始めようかとも考えています。諸々はまた後日、希望者へ個別連絡します。
なお、一応今年や来年の集いに対する「回顧と展望」名目となりますので、宜しくお願いします。活発な意見や要望を待っています。
それでは、以上宜しくお願いします。
上掲写真 京都市街東部、岡崎は黒谷(金戒光明寺)の楓紅葉。緑混じるまばらな様だが、古い石積に映え、この上なく鮮やか。12月1日撮影。
2019年11月10日
紅葉山会告知
廃村八丁と北山原生林を紅葉期に再訪
朝晩こそ冷えるようになりましたが、昼間はまだ過ごしやすい昨今、如何お過ごしでしょう。
こちらの予定組みの都合で告知が遅くなり恐縮ですが、今月11月16日土曜に秋の紅葉山会を行います。場所は数年前の春に訪問し、参加者一同、印象深い山行となった、京北丹波高地の廃村八丁山域です。
集団離村から約80年。未だ多くの人を魅了して止まない奥山の辺境集落・八丁村跡と、その周囲に広がる北近畿最奥の原生林を参観します。折しも天然林紅葉の盛りでもあり、今年最後の一般山会となります。京都の人間でも馴染みない秘境行となるので都合あえば是非この機会を利用下さい。
なお、行程的には、最大高低差約400m以内で、歩行距離はそこそこのハイキング的山行となります。一応、前回参加した人に配慮し、以前とは少し異なる道程となるよう工夫する予定です。
詳細は問合せの際説明しますので、宜しくお願いします。
催事名 2019紅葉山会
開催地 京都市左京区広河原及び右京区八丁周辺
交通手段 主宰かその他用意の自家用車(交通費分担の可能性あり)
日時 11月16日(土)
上掲写真 滋賀県西部・比良山麓に残る幕末廃道沿いの天然林紅葉と、同じく黄紅葉が盛り始めた背後の丹波高地。旧八丁村はこの丹波高地、即ち京都北山の只中にあり、隔絶された環境で静かに秋の装いを深めていることであろう。2019年11月10日、即ち本日午後からの下見的山行にて撮影。
2019年09月23日
2019秋季野営会告知
今季も開催
秋の野営会
先月一度は猛暑日から解放されたものの、相変わらず熱中症に注意が要る残暑が続きますが、如何お過ごしでしょう。然う斯うしている内に、秋本番の10月も近づいてきました。
今年も、そんな適期に野営会を行います。場所は恒例の滋賀・湖南アルプス。大丈夫だとは思いますが、その時までに暑さが和らげば尚良し……。
いつもの通り、山中現地で薪を集め沢水を汲む、野性味あふれるキャンプの集い。貴重な機会ですので、希望の人は是非活用下さい。
現在、10月中の何れかの週末辺りの開催を目指し、日時調整中です。詳細は、参加希望の連絡を頂いた後、決定または通知します。
臨時連絡 長期参加見合わせ中の人へ
残念ながら会での不始末や不義により参加を自粛している人や、不能な人に連絡します。
自ら申し出て謹慎に入った人に対しては、こちらから連絡をすることはありません。もし、復帰の希望があるなら、その旨を伝えて下さい。謝罪や反省は既に承知しており、基本的に問題は落着していますので、あとは本人の希望次第となります。
会の事情を熟知しながら迷惑を成したままとなっている人には、真摯な反省と謝罪を求めます。他の参加者や会の尊厳に影響を及ぼした以上、これなしに復帰は認められません。勿論、弁明や反論の機会は設けますので一先ず連絡願います。
山会・野営会等の諸々の会は、細やかながらも志を以て続けられています。楽しく、かつ有意義な集いにするため、各位ご協力をお願いします。
主宰
上掲写真 個人的に珍しく思われた紅白の曼珠沙華(彼岸花)。その婀娜っぽい(?)姿や有毒であること、不吉な言い伝えから、心理的距離を感じる花だが、紅白だと何やらおめでたい気が……。山やキャンプには関係ないが、秋のお知らせとして。京都市市街東部の山麓にて10月1日撮影。
2019年08月24日
立山遠行告知
高所登山・野営の入門企画「立山登山」
台風の影響で猛暑が落ち着き、恵(?)の雨天が続きますが、如何お過ごしでしょう。諸般の事情で遅くなりましたが、来月初旬に夏山山行を行います。今回は中部地方の高山を対象とした域外遠行(一般的には「遠征」と記すべきでしょうが、山に対しておこがましいので変更)となります。
場所は、北アルプス(飛騨山脈)は立山連峰の主峰「立山」(3015m。富山県)。今回は、車輌や公共機関で主峰直下まで移動し、そこを拠点に野営や山頂登山を行う、高所登山の入門的山行です。当山会ではあまりない機会なので、興味ある人、希望する人は、宜しく検討下さい。
詳細
開催日 : 9月7日(土)※〜8日(日) ※麓での前泊の可能性あり。
時間 : 時間未定〜
集合場所: 要問合せ(自家用車集合可)
集合時間: 要問合せ
費用目安: 往復交通費(車輌便乗の場合は人数割)と飲食代(3食2日分)、嗜好品代や入場料等
行程 : 京都〜(乗用車4.5時間)〜立山駅〜(公共車輌2時間)〜室堂(主峰直下)
備考
・荒天の場合は中止。
・登山開始地点から立山山頂までの登坂高低差は約550m〜800m。
参加条件
自家用車参加が条件となります。但し、参加人数により他車への便乗が可能となる場合があるので相談下さい。この山会は参加費等を徴収する集いではありません。よって何の補償もない自己責任参加となることをご承知下さい。怪我や腹痛、虫刺され等の対策を各自準備願います。なお、参加希望の場合は事前にメール等での連絡をお願いします。
持ち物その他
・飲物
・食料
・帽子
・手袋(山道転倒対策用の軍手等。忘れる人多し!)
・登山靴&厚手の靴下
・化繊混等の乾き易い服(長袖&長ズボン)
・雨具(必ず上下合羽等、全身が覆われるもの)
・防寒着(高地対策・緊急用)
・非常食
・野営道具(テント・寝袋・ストーブ・食器等。現地での賃貸可)
・衛生用品(ちり紙等)
・着替類
・電灯類(緊急時用。忘れる人多し!)
・救急用品(虫刺されや火傷用の薬、目薬等)
・温泉用具(野営地付近で入湯可)
その他、タオル、御菓子、嗜好品(酒類等)等は適宜考慮ください。靴は登山の際には登山靴が必要です。基本的に登山中は暑く、休憩並びに昼食時等は寒くなる可能性があると思っておいて下さい。荷物は極力軽くした方が楽です。高所のため、低地の晩秋相当の気温となります。
上掲写真: 北アルプス「表銀座」の秀峰・燕岳(つばくろだけ。2763m)山頂から見た立山方面。背後の山脈は、北アルプス「裏銀座」と後立山(うしろたてやま)を繋ぐ稜線で、中央のガレ場(船窪乗越)向こう(上)に立山が覗く筈だが、曇天により……。2013年7月22日撮影。
2019年06月01日
京焼会告知
梅雨ならではの平地・ご近所企画
晴天ながら6月に入り、愈々梅雨入りを意識させられるようになりました。
そんな6月の19日に「平会(ひらかい。平地での歴史・文化巡り)」名目(仮)の、京焼(きょうやき。京製陶磁器)学習会・及び産地見学等を行います。今回は、懇意の骨董店「呱々(ここ)」さんのご要望もあり、共催的会となります。
当日午前に銀閣寺道の同店で京焼学習会(主に清水(きよみず)焼の歴史・特徴等)を行い、午後に五条坂入りして食後の14時頃に窯元等の見学を行います。講師は、僭越ながら、仕事で陶磁器についての記事を多く書き、またその愛好家でもある小生が担当。
京焼400年の歴史を知り、観光ブームと時代の変化により急激に変わりゆく産地の状況を実見します。今や貴重となった路地奥の窯元さんや古式の登窯廃墟も見学予定。なお窯元さんでは本物の手製清水焼が購入可能です。都合により平日開催となりますが、興味ある人はこの機会を利用下さい。
食事場所の予約や人数等の関係上、参加希望の場合は早めに連絡頂けると幸いです(開催1週以前に締切予定)。また参加の際は少額の実費負担が生じる可能性があります。
以上、宜しくお願いします。
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企画名 「京焼学習会 at 呱々&五条坂路地」
開催地 左京区銀閣寺道「呱々」&東山区五条坂界隈
日時 6月19日(水)10時〜夕方
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上掲写真 各種京焼(清水焼)。江戸初期の京焼大成者「仁清(にんせい)」の作風を継ぐ色絵陶器や九州由来の染付磁器等々。何れも、江戸後期に確立された多彩な京焼の姿を今に伝える現代手工製品(藤氏蔵)。
2019年05月26日
入梅前山会告知
ゆく春惜しみつつ未踏の山へ
はや夏を想わせる暑さが来たり、また肌寒くなったりしていますが、皆さん如何お過ごしでしょう。
今年も梅雨入り前の山会(やまかい)を行います。今回は要望により滋賀県東部に連なる鈴鹿山地行となります。同山脈北部に聳える最高峰・御池岳(おいけだけ。1247m)を目指し、石灰質によるカルスト地形を観察するなど、地学的探索も行います。
鈴鹿山脈は交通の関係から、個人的にも未踏の地。よって、今回は私自身とても楽しみにしています。興味ある人は是非この機会を利用下さい。
2019入梅前山会
内容:鈴鹿山脈最高峰の御池岳登頂を目指しつつ、平坦特異なそのカルスト地形等を観察。
条件:準健脚向き(最大高低差約600m、片道約2時間)。
日時:6月9日(日)。荒天時は6月22日(土)に変更の可能性あり。
上掲写真 先日個人的に行った皆子山(971m。京都府最高峰)山頂付近のアオダモ(?)の花。地質は異なるが、似た気候環境の鈴鹿山地でも同様の満開が見られるかもしれない。
2019年05月25日
春季後半野営会中止
残念ながら第二部は……
本日予定されていた春季野営会第二部は、事情により中止となりました。
今回も前回に続き、初心者講習的なものとなる予定でしたが、致し方ありません。残念ですが、またの機会に楽しみましょう。その時はまた宜しくお願いします。
以上、野営会中止の知らせまで……。
上掲写真 野営会中止を承け翌26日に個人的に行った皆子山(971m。京都府最高峰)鍛錬行の一景。山頂近くのなだらかな高地草原で、丹波高地の本質をうかがわせる牧歌的で気持ちの良い眺めだが、昨今の野獣食害の影響も考えられるので、手放しで褒められないか。因みに、皆子山山上はこの様な場所が長く続き踏み跡も少ないので、進路取りが難しく、読図訓練に適している。私が今日ここに来た理由の一つでもあった。
2019年04月21日
春季野営会告知
今春の野営会は2次開催
京都近辺の桜も、はや殿(しんがり)の八重桜の時期に。見上げる山では新緑が日々色を深め、気候・景観共々、春本番を感じさせます。そして、黄金週間の到来――。
今年も、その活動適期に野営会を行います。いつもの通り、山中の現地で薪を集め沢水を汲む、野性味あふれるキャンプの集いです。貴重な機会ですので、希望の人は是非ご活用下さい。
なお、今回は要望により、ゴールデンウイーク期間中と5月後半の2次開催となります。詳細な日時は調整中ですので、参加希望の連絡を頂いた後、決定または通知します。
上掲写真 散りゆく桜、進みゆく春を集める手水(ちょうず)の水面。偶然か、誰かが入れたのか……。京都市左京区東山山麓にて4月16日撮影。
2018年11月18日
晩秋平会告知
晩秋に歴史と文化積層の地巡る
今年も残すところ一月半。幸い今秋は寒さの到来が遅く、過ごしやすい日々が続いています。
そんな陽気につられた訳ではありませんが、今秋も平会を開催します。今回は要望もあり、京都市街の東山地区巡りへ。
古くは平安京以前の古代氏族居住地や葬送地・鳥辺野(鳥部野)から清水寺(きよみずでら)に祇園社、そして近世の清水焼等にまで繋がる歴史と文化積層の地。
そんな東山の今と昔を、晩秋の空の下、ゆるりと巡りたい思います。希望の人は是非ご検討を……。
企画名 東山晩秋平会
開催日 12月2日(日曜)
時間 9:00-17:00頃
備考 小雨決行
以上、参加連絡は早めにお願いします。
上掲写真: 京盆地東部を区切る東山連峰より昇る晩秋満月。去年の12月2日撮影。なお、今年の紅葉はこれほど美麗ではないのでご注意を……。
2018年10月01日
2018秋季野営会告知
色々あったが、今年もやります
色々と被害・混乱もあり大変でしたが、幾度かの台風を経て今年も涼しくなってきました。
今秋も野営会をやります。今回は色んな意味で軽めに行う予定ですが、変わらず水や燃料を自然から得るワイルド・キャンプです。
都合あえば、この機会を宜しく利用下さい。
なお、参加の場合は早めに連絡頂けると幸いです。
【2018年秋野営会概要】
開催地 滋賀県南部湖南アルプス
日時 10月6〜10月21日までの各週末で調整中。
上掲写真: 花崗岩の谷に清水下る、滋賀県湖南アルプスの山中。野営はここのどこかで。2017年10月7日撮影。
2018年08月19日
2018湖会告知
まだまだ暑いとのことなので……
さすがの猛暑も盆過ぎに一旦途切れたが、また暑くなってきた。
さすがに、もう40度近くまでには、ならなさそうだが、予報ではまだ暫く暑さが続くとのこと。
そこで、恒例の琵琶湖水浴(納涼)の集い「湖会(うみかい)」を開催。日は、9月2日の日曜。早くも9月にかかってしまうが、まあ、いつものことである。
場所は人数やメンツにより変えるため決まってないが、いつもの如く湖西地方の環境の良い場所にしようと思っている。
それでは、皆さん宜しく……。
上掲写真: 波寄せる、湖(うみ)も岸辺も美麗な湖西の浜。今年7月16日に行った鮎獲りにて。
2018年06月01日
梅雨平山会告知
古代山岳寺院探査へ
去年に比べ、今年は平年に近い時期での梅雨入りになりました。個人的な事情もあり、その前に行う筈の山会・平会が出来ませんでしたが、なんとか梅雨の合間の6月17日(日)に一企画行なうこととなりました。
場所は京都市東郊の山科(やましな)。京都市街からは隔離された山科盆地の北縁に建てられた古代真言寺院・安祥寺(あんしょうじ)と、古くに廃滅した山中のその上寺の探索を行います。よって今回は平会と山会の混合企画「平山会(ひらやまかい)」となります。
特に安祥寺上寺跡は平安初期創建の伽藍跡が良好に残る貴重な山岳寺院遺構で、都市近郊にありながら案内無しでは行きにくい場所となっています。
興味ある人、希望する人は、是非この機会をご利用下さい。段取りの都合上、参加の連絡は早目にお願いします。
詳細
開催日 : 6月17日(日曜)
時間 : 9:30〜夕方頃
集合場所: 左京区東南部(別途連絡)
集合時間: 9:00
費用目安: 喫茶店等休憩や打上げ銭湯・食費(実施、参加の場合)等
行程 : 左京市街〜(自転車約1時間)〜安祥寺下寺跡〜(周辺探索含め自転車等約1時間)〜安祥寺上寺麓〜(徒歩約1時間)〜安祥寺上寺跡〜(徒歩約0.5時間)〜安祥寺山山頂(経塚跡)〜(徒歩約1時間)〜下山〜(自転車約1時間)〜左京市街
備考
・雨天中止。
・登坂高低差は約250m、全歩行距離は約2キロの行程。山道歩行用の準備が必要。急斜や転倒に備え、軍手か皮手袋等必携。
・昼食は山中付近か安祥寺川河原にて採る予定。
・各自のペースを尊重し、早い人が遅い人を少し先で待つ行路スタイル。
参加条件
行き帰りに自転車を使用します。その後約2時間のハイキング程度の山歩きがあります。但し遺構手前は木の根を掴んで登る急斜があります。この会は参加費等を徴収する集いではなく、何の補償もない自己責任参加となることをご承知下さい。怪我、腹痛、虫刺され等の対策を各自準備願います。なお、参加希望の場合は事前にメール等での連絡をお願いします。
持ち物その他
・飲料(必要分。山中は補給困難)
・昼食
・帽子
・手袋(山道転倒対策用の軍手等。忘れる人多し!)
・歩き易い靴&厚手の靴下
・化繊混等の乾き易い服(長袖&長ズボン)
・雨具(出来れば上下合羽)
・衛生用品(ちり紙等)
・救急用品(怪我や腹痛、虫刺され用の薬、目薬等)
その他、着替えやタオル、御菓子(非常食)、嗜好品などは適宜考慮を。靴は運動靴でも可能ですが泥濘がある可能性もあります。荷物は極力軽くした方が楽です。
以上、何かご不明あれば、ご連絡願います。
上掲写真: 安祥寺山と大文字山の中間にある鹿ケ谷(ししがたに)の支流にある謎の未調査遺構(平坦地)。手前に大きな土手があり谷を塞いでいるため、水が貯まり平坦化したような痕跡がある。市の埋文研によると戦国期の山城に関連した貯水池遺構とも考えられるという。山城や古代寺院など、この山域には様々な遺構が奥深いその歴史と共に眠っている(2018年5月20日撮影)。
2018年04月26日
春季野営会告知
2018年春の野営会は
今年の春の野営会は、5月3日(木曜祝)から5日(土曜祝)までとなります。場所はいつもの滋賀県湖南アルプスとなります。
なお、3日目の5日は予備日で、要望等がある場合のみの開催となります。雨天の場合は中止か、代替企画への切替えを予定しています。
とまれ、希望の人は連絡願います。詳細はその際知らせます。
上掲写真: 真如堂(しんにょどう。京都市左京区南部)境内の楓新緑。紅葉で名高い真如堂であるが、新緑もまた見事であった。生憎の曇天ではあったが、全山緑光に包まれるような幻想的光景がみられた。人も少なくおすすめ。写真は少々緑被っているが、観た時の印象に近い気がして敢えてそのままに。2018年4月11日撮影。
2017年11月01日
山会・平会告知
秋の山会・平会等のお知らせ ※
相次ぐ台風襲来も一先ず収まり、朝晩の冷え込みも増し、また一段と季節が進んだように感じられますが、皆さん如何お過ごしでしょう。
今日から11月、紅葉の盛期入り。今年も以下の通り、秋の催事を開催します。参加希望の人は連絡をお願いします。詳細は折り返し伝えます。
秋季山会(やまかい) 11月12日(日)
内容:紅葉や琵琶湖の眺望を楽しみつつ、滋賀比良山中の「楊梅(やまもも)の滝」やその水源湿地等を経て標高1000m超の山脈中核域を目指す。
条件:健脚向け。
秋季平会(ひらかい) 11月26日(日) ※19日から変更
内容:古図を使った旧巨椋池とその関連遺構等の自転車探索を予定。
条件:参加者等により考慮。
上掲写真: 「銀閣寺道」辺りから見上げた大文字山群。最も高い右の峰が大文字山、中程左寄りの峰が月待山(推定)、左端が中尾山(古名は中尾)。毎度のことながら何れも今回の行先ではありません(笑)。麓の樹々を含め、この辺りでも紅葉が始まった。2017年10月31日撮影。
2017年09月23日
2017野営会告知
今年もやります秋の野営会
夏の暑さが去り、徐々に秋らしさが増していますが、如何お過ごしでしょう。
今秋も近場にて恒例の野営会を行います。山中で手に入る燃料と水でシンプルに行うキャンプです。
連休3日間での開催予定で、野営道具持参が条件ですが、日帰りや一部泊、または道具の貸し出し等も可能ですので参加希望の人はご相談下さい。
日時:10月7日(土)〜8日(月祝)
内容:滋賀県大津市太神山中にて野営・飯盒炊爨。
条件等:テント持参か寝袋等で野宿出来る人・グループ。日帰りや部分泊可。
上掲写真: 一昨年の秋季野営会での一幕。秋らしい生鮭を使ったホイル焼きの酒肴(しゅこう)。両脇のオクラや唐辛子は小生の菜園産。