
37度超からの退避
このところ暑さの話ばかりで申し訳ないが、ここ京都市街では、とにかく暑さが終らないので致し方ない。
9月に入って3日経つ今日も、なんと37度超の予報が。こんな、猛暑・熱帯夜の連続が始まったのが、先々月上旬からなので、もう2カ月近く続いていることになる。
暑さ嫌いの身には正に腹が立つやら呆れるやらの状況。先週に続き今週末にも近場の避暑泊に出掛けたばかりだが、37度超の猛暑では外出も危なく、また屋内に閉じ込めとなる為、急遽午前中から退避することにした。
退避場所に選んだのは、写真の浜。隣県滋賀の琵琶湖岸で、今や内外で稀少な天然淡水水泳場であった。
既に午前中から気温が高く、1時間程の道中も暑かったが、現地は京都市街より数度程気温が低いこともあり、かなりマシであった。ましてや、水着に着替え、水浴すれば言うまでもない涼しさを得られたのである。
そういえば、今夏はあまりの暑さで動き辛かった為、水浴はこれが今年初であった。これで暑さが終いとなり、今年最後の水浴となるのか……。

久々に著名な湖岸水泳場に来たが、水際近くには何やらこんなロープ張りと警告が……

それは、この段差を注意するものであった。段差自体は数年前から認識していたが、なんと1m程の高さと化していた。その原因は最初の画像奥に見える水上バイク等のプレジャーボート類。彼らのひっきりない走行が高い波を起こし湖岸を抉るのである。このまま悪化すれば何かしらの制限が必要となるか。そういえば、相変わらず五月蠅く走り回っているが、ブイが区切る遊泳区域内には入ってこない。以前は巡視艇がいないと無法地帯化していたのに、法律が厳しくなったのか。以前からその無謀を危惧していた身としては喜ばしいが、残念ながら今日もまた衝突死傷事故が起こった
夏期延長の人出
さて、写真にはあまり人が写っていないが、実は湖岸にはかなりの人出があった。駐車場も満杯で、松林の木陰は茣蓙一枚敷く場所もないくらい人が犇めいていた。
以前は9月に入った途端に水浴客が急減し、代わりにバーベキュー組が多数を占めるようになったものだが、ほとんどが水着着用で、あたかも盆中の湖岸を見るようであった。
皆あまりの暑さに気分的にも夏が延長されているのか――。
そういえば、8月末に撤去されていた遊泳区域の区切りや標識も設置されたままで、正に夏休み期間そのままの状態であった。
とまれ、遅がけで来たため場所取りに少々難儀したが、折角来たので何とか一角を確保し、夕方まで涼んだのである。