
初の「レベル4」出る
未明、寝耳に凄まじい雨音を聞く――。
珍しく二つの台風が接近した影響による豪雨で、ここ京都市街にあっても土石流災害を心配する程であった。
携帯画面に残る「土砂災害レベル4(要緊急避難)」の警報。ただ、暗いなか、あの雨量での徒歩による避難は、誰にとっても難しいものであろう。
警報の仕組みが変更された直後の本番となったが、通知のみでは解決できない課題も思い知らされた。
その後、仕事都合で市街中心に向かうと、写真の如く賀茂川が濁流化していた。朝8時過ぎで、雨は止みつつあったが、凄まじい奔流と化していた。
報道によると、早朝には下段の歩道まで浸水していたらしく、実際道上の流木等も確認できた。実は橋が通行止めになり、バスが不通になるのではないかと危惧していた。
戦前の昔のことであるが、昭和10年豪雨の所為で左京側から仕事に行った職人が帰宅できなくなった話を体験者から聞いていたからである。
まあ、それは杞憂に終り、極一部の路線以外バス運休もなかった。しかし、台風が重なるような今回のことがまた起こり、時機によれば、そうした可能性があることも覚悟させられた。

帰路の橋上(朝とは別の橋)よりみた、増水した賀茂川。正午頃の眺めだが、朝と然程変わらぬ姿であった。二つ目の台風が近畿付近を通過中であったが、幸い風はなく、雨も偶の小雨のみで終った
